大学になって初めて医学に触れたのは二回生の「解剖学」の講義だった。
親が医者でも無かったこともあり、医学に対して全く知識もなかった。
初めての解剖学の講義のとき、教授が「今から、テストをする。知っている骨の名称を書きなさい」と。
うーん、頭蓋骨や肋骨は書けたけど、大腿骨も書けた。大腿骨があるのだから小腿骨もあるだろうと書いたら、
教授に笑われた。恥ずかしい記憶だ。