読売新聞 9月8日(木)15時13分配信

ジブラルタ生命保険は8日、秋田支社の男性社員(56)が、秋田県内に住む男女26人に架空の保険契約を結ばせて、現金約1億9000万円をだまし取っていたと発表した。
 同社によると、男性社員は営業担当だった2009年頃から16年8月にかけて、保険料の名目で現金をだまし取っていた。実際には保険に加入せず、被害者には偽造した保険証券を手渡していた。
同社は警察への告発を検討している。
 8月に被害者から同社のコールセンターに保険の内容を問い合わせる連絡があり、発覚。男性社員は「借金の返済や生活費の足しにした」と話しているという。
 同社はほかにも被害がないか、確認作業を進めている。問い合わせは同社コールセンター(0120・981・088)へ。