>>835続き――火山の熱量計算の話

火山のマグマ熱は結論から言えばタービン3台で処理しきれる量と言える
火山から出るマグマの平均産出量は、いくつか計算したけど多少の違いはあれど毎秒1〜2kg程度だった
 例)
  [マグマ:250.4kg/秒]
  [噴出期間:9973秒ごとに90秒]
  [活動間隔:109.6サイクルごとに68.6サイクル]
  この火山の1秒あたりのマグマ算出量
   250.4kg * (90秒/9973秒) * (68.6サイクル/109.6サイクル) = 1.4143kg

マグマの温度は1726.9℃固定で比熱は1DTUなので、
仮に火山のマグマ産出量が1.5kg/sで、マグマの温度を200℃までタービンで奪うと仮定した場合、破壊される熱量は
  (1726.9℃-200℃) * 1.5kg * 1DTU = 2365.35kDTU

タービン1台の熱破壊能力は
 (200℃-95℃) * 2kg * 4.179DTU = 877.59kDTU

よって火山1つから出るマグマは2.7台のタービンがあれば使い切れる
実際には熱漏れや誤差などで利用する熱量は更に少し減ると思われる