半年500枚で家・給与・賞与支給 「秘境の文筆家」に応募92件 [宮崎県]:朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASS4C3D7FS4CTNAB008M.html

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星乃勇介 2024年4月12日 11時00分

「秘境の文筆家」をPRする今村翔吾さん(左)と小宮山剛さん(ユーチューブより)

 宮崎県椎葉村が募集していた「小説を書くのが仕事」の地域おこし協力隊「秘境の文筆家」に92件の応募があった。書類や作品での1次選考を経て5月に面接し、7月までに若干名を選ぶ。「日本三大秘境」とされる山村で、ペンを握るのはいったい誰か。

 「秘境の文筆家」は、村を訪れた小説家・今村翔吾さんと、村の図書館司書だった小宮山剛さんのアイデア。今村さんは作家育成を通じた出版文化の下支えを、小宮山さんは椎葉を「もの書きの里」として売り出すことと移住者獲得を狙い、1月に概要を発表した。

 ノルマは半年に1本、500枚。家付き・給与付き・賞与付きで、しかも尻をたたくのは今村さん自身という、異例の「好待遇」だ。

 ただ、村は最寄りのJR日向…

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※別ソース
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/06/kiji/20240406s00041000609000c.html