「長寿の秘訣は毎日のリポビタンD!」と言い切った110歳の岩手県最高齢者女性。大正製薬に長寿効果があるのか聞くと、気持ちのいい回答が…

2023.11.08

10月30日、大正2年(1913年)5月30日生まれの久保田イチさん(110歳)が岩手県内の最高齢となったため、
久保田さんが入所する老人ホームへ宮古市の山本正徳市長らが訪問し、その長寿を祝った。そんな久保田さんの長生きの秘訣とは? 久保田さんの暮らしぶりを老人ホームの職員に聞いた。

集英社オンライン編集部ニュース班





健康の秘訣は毎日のリポビタンD?

宮古市内の特別養護老人ホーム「ふれあい荘」には、久保田さんの長寿を祝うため、山本正徳市長ら市の関係者が集まった。久保田さんは2011年からこのふれあい荘のデイサービスやショートステイを利用しており、1年前より長期入所しているという。

久保田さんの「あと2年生きたいです」との意気込みに職員が「2年だけ?」と聞くと、「150歳」と言い直して会場を笑わせた。

このおめでたい席で山本市長から長寿の秘訣を問われると、久保田さんは「カゼ(三陸地方の方言でウニのこと)が好き。ふれあい荘のごはんが一番おいしい」「これまで生きてこられたのはリポビタン(D)のおかげです。今はリポビタンのおかげで元気になりました」と回答。

長寿の秘訣が「リポビタンD」とは驚きだが、他にも長寿の秘訣があるのでは、とその暮らしぶりについて、ふれあい荘の生活相談員、菊地さんに話を聞いた。

「ふれあい荘は、決められた栄養素とカロリーに基づいて栄養士さんが献立を考えているので、特別なものは出していませんよ。『一番おいしい』というのはイチさんの気づかいでしょう(笑)。
ウニはうちではほとんど出さないので、入所前によく食べていたんだと思います。
イチさんは大食ではないものの、110歳ながら食事は毎回半分以上食べてくれます。特に白米はほぼ残さず食べるんです。
それに施設では毎日おやつが出て、入所する方々はみんな喜んで食べるんですけど、イチさんは基本的に間食はしません。そのかわりにご飯をしっかり腹八分目まで食べるという食生活ですね」

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