阪神タイガース優勝。各地で優勝セールが開催されている中、“敵地”東京の「ジョーシン」でもお得なセールが開始になった。

2023/11/08 05:15

キモカメコ 佐藤

阪神タイガースがオリックスバファローズを4勝3敗で下し、38年ぶりの日本一に輝いた。翌6日から、タイガースのスポンサー企業を中心に各地で優勝記念セールが開始されている中、注目を集めているのが家電量販店「ジョーシン」。東京23区で唯一ある店舗ではいま何が起こっているのか。






■東京23区では唯一の王子店

ジョーシン(上新電機)は、大阪中心に全国約220店舗を展開する家電量販店。2003年からタイガースのスポンサーとなり、ヘルメット脇に入る「Joshin」のロゴを過去見た野球ファンも多いことだろう。
今年はホームゲーム時ユニフォームの上着2カ所に「Joshin」ロゴが入るという、かつてないデザインが採用され「プロ野球史上初」と話題を呼んだ。

そんなタイガースといえばジョーシンという存在だが、“敵地”東京では馴染みがまだまだ薄い。関西圏に140店舗ほど展開されている一方で、東京都内では3店舗。主要部である23区内には、北区にある王子店しかない。






■ちょっとわかりづらい場所にあり…

ここに行けば、都内阪神ファンが集っているのでは? と推測した記者はジョーシン王子店に行くことにした。

最寄り駅はJR、または地下鉄の王子駅。住宅地の真ん中にあるため、駅員いわく「道がわかっていれば徒歩8分くらい。初めてだと15分ほどかかる」という。

オススメされたのが路面電車・都電荒川線で一駅となりの「栄町」停留場で下車する方法で、これを使えば下車後徒歩3分ほどでジョーシンが2Fに入る「コーナン王子堀船店」へ到着する。





■38万円の福袋

店舗に到着すると、店頭には大型テレビが複数展示されており、どの画面にも「日本シリーズ最終戦」が映し出されていた。家電量販店によくある「クラシックオーケストラの映像」ではなく、ノイジーや近本らの姿。
全モニターに岡田彰布監督が映し出されると、より画力(えぢから)強くダイナミックに感じる。阪神ファンならこの「歓喜の瞬間」だけ見続けていても楽しめそうである。

客数は、当初想像していた殺到というイメージより“まあまあな客入り”といった印象。行ったのが朝ではなく午後だったせいもあるかもしれない。

フロアには六甲おろしがエンドレスに流れており、入口付近には「日本一おめでとうセール」の内容一覧。

大型テレビ、ブルーレイレコーダー、サウンドバーのTV視聴系福袋や、冷蔵庫、ドラム式洗濯機、最新掃除機からなる新生活系福袋が紹介されており、
どれも38年ぶりに関連して販売価格は「38万円」。やや高額だが、内容物を合算するとかなり割引されていて、買い替えする人にとってはだいぶお得である。






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