10/28(土) 16:52配信

FNNプライムオンライン

“ラピュタの島”とも呼ばれる、和歌山市・友ヶ島。
毎年約8万人が訪れる人気観光スポットを抱えるこの島で、いま、大量のゴミが問題になっている。




大都市からのゴミが“大量漂着”する海岸

ジブリアニメ『天空の城ラピュタ』のような風景が広がることから愛称がついた友ヶ島。

現地で環境調査などを行っている益田さんの案内のもと、「イット!」の取材班が向かったのは、島の北側にある海岸だ。

海岸から数十メートル離れた場所にも、ゴミが点々と落ちているのが確認できる。
さらに海岸には、タイヤなど漂着したとみられるものも広がっていた。

一般社団法人​ 加太・友ヶ島環境戦略研究会 益田次朗さん:
漁業関係のものとか、浮きであるとか、そういったのも漂着しますね。

調査によると、海岸に広がるゴミの8割がプラスチック製。
ゴミの中には、日本の製品とみられるペットボトルや、空になったスプレー、建築関係の看板なども見られた。

漂着してきたとみられるこれらのゴミは、いったいどこから流れてきたのだろうか。

一般社団法人​ 加太・友ヶ島環境戦略研究会 益田次朗さん:
淡路島であるとか、神戸・大阪という大都市が控えているので、そこから河川を通じて流出したと考えられるゴミが漂着して、着岸するというようなメカニズムになっています。

大阪湾の出口のような場所に位置するこの海岸には、大都市から流出したゴミが流れに乗って漂着しやすくなっているという。





別の海岸では…海外からのゴミも多数
https://news.yahoo.co.jp/articles/f77fbc80ce37cea87a3a2fa1f9dcdfa50025ad3f