府中の大國魂(おおくにたま)神社(府中市宮町3)で7月20日、「すもも祭」が斎行される。同祭で社頭頒布される
「からす団扇(うちわ)」と「からす扇子」は22日・23日も受けることができる。(調布経済新聞)

同祭は、平安時代中期に源頼義と長男・義家が奥州安倍氏平定(前九年の役)の
戦勝祈願に立ち寄り、勝利したお礼参りでスモモを供えたことを起源とする。やがて境内に「すもも市」
が立つようになり、現在ではスモモなどを販売する多くの露店が並ぶ。

同祭で頒布する「からす団扇」「からす扇子」は、平安時代の神道資料「古語拾遺(こごしゅうい)」
に登場する道具に由来する。これであおいでイナゴを駆除した神話から
五穀豊穣(ほうじょう)を願う信仰に結びついた。悪疫防除や病気平癒の御利益もあり、玄関に飾ると魔をはらい幸福が訪れるといわれる。

続きはみんなの経済新聞 Yahooニュース 2023/07/14
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