2023/02/17 (金) 18:40

全国でワーストレベルの後部座席のシートベルト着用の重要性を呼びかけようと、佐賀市で県警察音楽隊による演奏会が開かれました。

この取り組みは、県内の後部座席のシートベルト着用率が高速道路では全国ワースト4位の63.4%、一般道路では全国ワースト2位の26.8%と、ともに全国平均より15ポイント前後も低いことを受け、着用の重要性を呼びかけようと県警察本部が企画したものです。
17日は県警察音楽隊が演奏を披露し、集まった約300人の買い物客などに警察官がチラシを配って呼びかけていました。

【県警察本部交通企画課 渡辺知伸係長】
「後部座席については前の人を押し出す危険がある、自分の身を守ることとあわせて同乗者を守る意味でもシートベルトは重要」

警察によりますと、県内で2022年1年間に、後部座席に乗車中けがをした人は326人で、このうち140人はシートベルトをしていなかったということです。

https://www.sagatv.co.jp/news/archives/2023021712417