関西初のコミュニティFM局「エフエムもりぐち」が閉局へ…SNSの普及で事業継続困難に | MBSニュース
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20230130/GE00048089.shtml

2023/01/30 12:10

 地域に根差したコミュニティFMのラジオ放送局として、30年前に関西で初めて開局した大阪の「エフエムもりぐち」が今年3月末で閉局することがわかりました。

 エフエムもりぐちは、1993年に守口市などが出資して地域密着の生活情報を伝えるコミュニティFMのラジオ放送局として、関西では初めて開局しました。阪神・淡路大震災発生時には、関西唯一のコミュニティFM局として被災状況を速報するなど、地域の防災情報の発信に力を入れてきました。

 しかし、SNSの普及などで「守口市と門真市からの放送委託料年間4000万円が来年度から打ち切られることが決まり事業の継続が難しくなった」などとして、今年3月末で閉局することを決めたということです。

 関西では「エフエムあまがさき」も今年3月で閉局する予定です。