2021年11月29日 12:02 現在

日本のデパート火災史上最悪の大惨事と言われ104人が亡くなった大洋デパート火災から29日で48年です。

熊本市にある慰霊碑では遺族たちが手を合わせていました。

火災から48年経った29日も朝早くから白川沿いにある慰霊碑を訪れる遺族の姿がありました。

「亡くなったのは父で当時私は2歳半だったので記憶はありませんが、母も苦労があったし私自身も何か感じるものもあった」(遺族の女性)

48年前、1973年のきょう熊本市の中心部下通にあった大洋デパートから出火。

地上7階のビルからは黒煙が立ちのぼり従業員や買い物客など104人が亡くなりました。

この火災以降、国内では大型店舗でのスプリンクラーの設置や防火体制の義務化などの規制が進められ、デパート火災が激減しました。

発生から48年、時間の経過と共に記憶の風化が懸念されています。

https://rkk.jp/news/backno_page.php?id=NS003202111291201460111