08月31日 12:28

神戸市は、阪神・淡路大震災の被災者に貸し付けた災害援護資金について、計11億5千万円分の返済を免除する議案を市議会に提出しました。

1995年の阪神・淡路大震災で、けがをしたり住宅に被害を受けたりした所得の低い被災者約3万人に対し、国と神戸市は1人あたり最大350万円の災害援護資金を貸し付けました。

神戸市は、借り主の高齢化や、新型コロナウイルスの影響による経済状況の悪化で回収は難しいと判断し、返済能力があるのに応じていない数件を除いて債権を放棄する方針を決めました。

31日、709世帯、約11億5千万円分の返済を、免除する議案を市議会に提出しました。

この議案は、9月6日に採決が行われます。

https://www.ktv.jp/news/articles/0300ea1a_8860_4a9d_9193_64c6cc462540.html