2020年03月11日 18時46分 更新

 卒業式直後の中学3年生らが派手な柄や刺しゅうを施した「特攻服」などを着てJR岡山駅に集まる騒ぎを巡り、県警や各教育委員会が今年も警戒を強めている。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた臨時休校を経て仲間同士が再会するとあって、迷惑行為のエスカレートが懸念されるためだ。県警などは感染予防の観点からも岡山、倉敷市で卒業式がある13日に向け、集まりに参加しないよう呼び掛けている。

 岡山駅前での集会は10年以上前から自然発生的に始まったとされる。ギャラリーの生徒を含めて数十人が集まり、記念撮影するなどしている。近年、駅前広場の桃太郎像に上ったり、花壇を踏み荒らしたりして騒ぐ様子がインターネットで拡散。駅を利用する岡山市の男性会社員(43)は「異様な光景で、県民として恥ずかしい」と話す。

 こうした状況に県警は昨年、「非行を助長する」として特攻服や刺しゅう入りの学生服姿の参集者を補導対象にすると決め、100人以上の態勢で警戒。駅周辺に姿はなかったものの、岡山ドームや大規模商業施設などに集まっていた16人を補導している。

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