石川

2020年2月3日

 白山市の新町内会「北安田南区町内会」の設立総会が2日、同市北安田町の集会所であった。松任地域北西部で市などが土地区画整理を進めていた地区で、市内の町内会は388番目になる。転居してきた住民と北安田町内会の一部の住民が合流して誕生した。(吉田拓海)

 土地区画整理事業は一三・六五ヘクタールの土地が対象で、二〇一五年度に事業が始まった。最大約二百世帯の住宅や商業施設の建設を予定している。

 市はこの地区近くのJR北陸線での新駅「西松任駅」設置に向けた取り組みを進めており、一九年八月に策定した市地域公共交通網形成計画に盛り込んでいる。新駅は二三年三月の開設を目指している。

 設立総会には、住民ら約五十人が出席。隣接する北安田町内会の五間長(ごけんちょう)和也会長(63)が「新町内会と一緒に頑張りたい」とあいさつ。続いて町内会規約や事業計画のほか、新役員人事などの四議案を承認した。

 北安田南区町内会長に選出された橋本雅敏さん(53)=同市北安田町=は「できたばかりで分からないことも多いが、若い世代の住民も多い。みんなで協力して良いまちにしたい」と話した。


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