1万2000部を配布:
隠れ「うどん県」の埼玉、無料でうどんパスポート発行 大盤振る舞いの狙い
2019年10月02日 12時38分 公開
[鬼頭勇大,ITmedia]

 埼玉県物産観光協会(さいたま市)は10月1日、「埼玉うどんパスポート2019」を発行した。クーポンが付いており、対象となる県内のうどん店で提示すると、割引価格で食べられる。県内の協力店舗や物産観光館「そぴあ」、全国ご当地うどんサミットの会場で配布する。

 実はこの埼玉県、農林水産省の発表している「平成21年度 米麦加工食品生産動向」によると、うどんの生麺と茹で麺を合わせた生産量が香川県に次いで2位。やや古いデータではあるが、「武蔵野うどん」「深谷煮ぼうとう」「鳩ケ谷ソース焼きうどん」などのご当地うどんがあり、「うどん王国」と自称するなど、うどんへの熱量は高い。

 担当者によると、うどんパスポートの取り組みは初めてだという。埼玉県では熊谷市で17年から3年連続で「全国ご当地うどんサミット」を開催。3年を経て開催地が移るため、今年が埼玉県で行われる最後のサミットとなる。「サミット開催を経て起こったうどんに関する盛り上がりを生かしたい」と担当者は話す。サミットの開催地が移った後も、埼玉が全国有数のうどん生産地であることのPRや、消費の喚起を狙う。

     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

 https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1910/02/news069.html