倉敷市教委は19日、西日本豪雨で甚大な被害を受けた同市真備町地区の中学3年生を対象に教科書の再配布を始めた。
他の学年や小学生にも、準備ができ次第、配布する。市教委によると、受験を控えた生徒や保護者から「教科書が水浸しになって使えない」などと不安の声が寄せられ、
中学3年から優先的に配ることを決めた。避難所となっている4カ所の小中学校などで手渡した。

 二万小で受け取った真備東中3年の男子(14)は「自宅1階にあった教科書は水に漬かってぐちゃぐちゃになった。
受験勉強には必須で、どうすればいいか不安だった。これで安心して勉強できそう」と話した。
(2018年07月19日 19時33分 更新)
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