愛染まつり夏告げる、大阪
ごみ投棄への苦情で規模縮小
2018/6/30 17:14
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(写真)
規模を縮小し境内のみで開催された「愛染まつり」で、かごから手を振る有志で集まった愛染娘の経験者=30日午後、大阪市の勝鬘院愛染堂


 大阪に夏の訪れを告げる「愛染まつり」が30日、大阪市天王寺区の勝鬘院愛染堂で始まった。ごみの投棄などの迷惑行為に近隣住民から苦情が相次いだため、
今年は露店の出店や、かごに乗って祭りを宣伝する「愛染娘」のパレードを中止。規模を縮小して境内のみで開催した。

 愛染娘の募集をしなかったため、経験者有志が浴衣姿で集合。かごに乗り、境内で鉢巻き姿の男らが「べっぴんさんじゃ」「商売繁盛」と見物客とともに恒例の掛け声を上げた。

 愛染まつりは593年に始まった日本最古の夏祭りとされる。7月2日まで。

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