社会
「栄冠は君に輝く」詩の誕生秘話が映画に
(石川県)

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夏の甲子園の大会歌としておなじみの「栄冠は君に輝く」。この曲は、45年前に亡くなった能美市出身の加賀大介さんが作詞した。この詩はどうやって生まれたのか、その誕生秘話を描いた映画がこの夏、上映されることになった。
夏の高校野球選手権大会がことし100回を迎えることを記念して制作が決まった映画「ああ栄冠は君に輝く」。26日に開かれた会見には、作詞した加賀大介さんの妻・道子さんら3人が出席した。
高校球児や野球指導者などから長年愛されるこの曲。加賀さんの地元・能美市の根上野球場には歌碑が建てられている。加賀さんは、1914年に旧根上町に生まれ、幼いころから野球が大好きだったという。
しかし、16歳の時、野球の練習中にけがをして右足を切断。あの歌は、野球ができなくなった加賀さんが抱いていた夢を未来の球児たちに託したものだった。
映画は、妻・道子さんをはじめ、加賀さんと同郷の元プロ野球選手松井秀喜さんへのインタビューなどを交えたドキュメンタリードラマ形式。
ことし7月に金沢市で先行上映され、その後全国の映画館で上映されるという。
[ 4/27 19:21 テレビ金沢]

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