動物のふんを並べたコーナー
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 池田動物園(岡山市北区京山)はゴールデンウイーク中、動物の“ふん”にスポットを当てた展示イベントを開く。その名もずばり「うんこ展」。
見るだけでなく、触ったり、においをかいだりもできる驚きの内容だが、ふんを通して動物の生態を学んでもらおうという真面目な初企画だ。

 ライオン、キリン、モルモットなど16種類の動物のふんを展示。衛生対策として、消毒し表面にニスを塗っているため、
「触っても大丈夫」と同園。「ダチョウは草食で消化吸収が良いので量も少なく、臭いもほぼない」などの説明文を添えている。

 瓶に入ったふんのにおいをかいで動物の種類や食べたえさを当てるクイズや、さまざまな動物のふんで板に「IKEDAZOO」と書いた記念撮影のコーナーも設ける。

 毎日、ふんの状態から動物たちの健康や食の好みなどをチェックしている飼育員の伊藤僚さん(24)が発案。
「ふんから動物の生態を読み解く新しいアプローチ。多くの人に足を運んでいただければ」と呼び掛けている。

 28〜30日と5月3〜6日、ニホンザル飼育舎前の休憩室で開く。
(2018年04月26日 23時04分 更新)
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