社会
卒業式に袴姿に賛否両論
(山梨県)

 小学校の卒業式に袴姿の児童が増えていて、賛否両論あるものの各市町村の教育委員会で自粛を促す動きが広がっている。
 富士吉田市では教育委員会が去年、実態を調べたところ市内の小学校7校の女子児童のうち16%が袴を着用し多い学校は着用率が3割を越えていた。
市は慣れない和装で移動に危険が生じるとして全児童の保護者に、今年から袴着用の自粛を求めている。
 袴のレンタルには着付けやヘアセットを含めると3万円前後かかるため児童に不公平感が生まれかねないとの懸念もある。
 こうした中、ことしは中央市や甲斐市も富士吉田市と同様の対応をとるほか都留市も今年の卒業式で実態を把握する方針。
 一方、昭和町は、「小学校の服装は原則自由なはずで保護者や児童の意見を尊重したい」として自粛要請には慎重な姿勢。
[ 2/21 20:35 山梨放送]

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