2月2日 13時30分
このところの冷え込みで、長野県中部の諏訪湖では、湖面の氷に割れ目が入り筋状に盛り上がる現象の「御神渡り」が、2日朝、5年ぶりに確認されました。
諏訪湖では、厳しい冷え込みが続くと湖面に張った氷に割れ目が入り、筋状に氷がせり上がる現象が見られます。諏訪大社の男の神様が対岸の女の神様に会うために湖を渡った跡だという言い伝えから「御神渡り」と呼ばれています。

このところの冷え込みで、全面に張った氷の上に雪が積もった諏訪湖を、2日朝、地元の八劔神社の宮司などが調べた結果、湖面を通る氷の筋を「御神渡り」として確認しました。

「御神渡り」が確認されたのは5年ぶりで、神社は、正式に「御神渡り」と判定し、氷の筋の形を記録と照らし合わせてことし1年の吉凶を占う拝観式を今後、行うことにしています。

八劔神社の宮坂清宮司は「諏訪らしい冬になったと思います。拝観式を楽しみにしています」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180202/k10011312991000.html