機械仕掛けの河童や天狗が設置されている兵庫県福崎町西田原の辻川山公園に、
頭は猿、手足は虎、体はタヌキ、尾はヘビの「鵺(ぬえ)」像が登場した。
同町主催の「全国妖怪造形コンテスト」の最優秀作品を基に、町が製作。
公園に訪れた地域住民や観光客らの目を楽しませている。

同町は「妖怪談義」などを著した民俗学者柳田国男(1875〜1962年)の故郷。
2016年の第3回コンテスト一般部門で最優秀に選ばれた
大阪府枚方市の上野哲男さん(47)の作品「招き鵺」をモデルにした。

像は強化プラスチック製で高さ約3メートル、幅約1・5メートル。
鵺を招き猫風にユーモラスに表現し、細部まで丁寧にデザインされている。
同公園にはこのほかに昨年のコンテスト最優秀作品「山の神」像も設置されている。

写真:辻川山公園に設置された「招き鵺」の像
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201710/img/b_10682012.jpg

以下ソース:神戸新聞 2017/10/28 05:30
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/201710/0010682011.shtml