http://www.asahi.com/articles/CMTW1710042800001.html

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稽古に励む出演者ら=大阪市西淀川区


 舞台を通じて、憲法が生まれた意義やその大切さを伝える「大阪憲法ミュージカル」が6日、大阪市中央区の大阪ビジネスパーク円形ホールで始まる。
公募市民約80人が、本番に向けた稽古に励んでいる。

 大阪の弁護士ら約50人が呼びかけ人で、4作目となる今回の演目は「無音のレクイエム」。
戦前・戦中の大阪・千日前を舞台に、無声映画の活動弁士を目指す若者たちが戦争に翻弄(ほんろう)されながら生きる姿を描く。
 
 出演者の一人、医療事務員の竹村友見さん(33)は安倍内閣が2014年7月、集団的自衛権の行使を認めるために憲法解釈を変える閣議決定をして以降、憲法を強く意識するようになり今回出演を希望した。
「憲法9条を変えたらあかんということを舞台から伝えたい」と意気込む。

 6〜9日、各日とも昼と夜の2部制。一般3500円、大学生・高校生3千円、中学生以下・障害者2千円。当日券は各500円増となる。問い合わせは実行委員会(※)へ。

 
憲法の大切さをミュージカルで
朝日新聞:2017年10月4日14時39分


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