山形市の山形大小白川キャンパス内に植えられている
樹齢50年以上のヒマラヤスギの伐採作業が26日、始まった。

正門付近にそびえ立つ大学の“顔”のような存在だが、
強風により倒木の恐れがあり安全対策のためだという。

ヒマラヤスギは15〜20メートルの6本で、大学本部棟と同じほどの高さがある。
根が浅く、キャンパス前の歩道沿いに並んでいることから、
倒れれば学生だけでなく通行人などにも危険が及ぶことになる。
大学は「以前から検討していて、近年の異常気象を考慮し伐採を決めた」と説明する。

作業初日は、伐採を残念そうに見守る大学職員や教授の姿があった。
「切った木で大学の記念品を作りたい」と惜しむ声も。
29日までの予定で、伐採木は県内の木質バイオマス業者に売り渡すという。

写真:山形大小白川キャンパスで始まったヒマラヤスギの伐採作業
http://yamagata-np.jp/news/201709/27/img_2017092700467.jpg

以下ソース:山形新聞 2017年09月27日 12:29
http://yamagata-np.jp/news/201709/27/kj_2017092700532.php