キツネの顔にメークした男女が花嫁道中や婚礼の儀を繰り広げる
「きつね火まつり」(実行委員会主催)が23日、岐阜県飛騨市古川町で開かれ、
たいまつを掲げた約70人の行列が古い街並みを練り歩いた。

まつりは「きつねの嫁入り」のおとぎ話に着想を得て、約30年前に始まった。
今年の主役は愛知県稲沢市の会社員磯村元貴さん(27)、幼稚園教諭麻央さん(28)夫妻。
麻央さんは古川町の出身で、一般公募の中から選ばれた。

夕闇が濃くなった午後6時半ごろ、白いひげや赤い鼻などのキツネ顔に化粧した花嫁と花婿が
たいまつに先導され、飛騨古川まつり会館前の広場を出発。
三寺まいりで知られる真宗寺や円光寺、白壁土蔵が並ぶ瀬戸川沿いなどを厳かに練り歩き、
幻想的な風情を醸し出した。

写真:幻想的なたいまつの明かりの中、瀬戸川沿いを練り歩くきつね火まつりの「嫁入り行列」
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170924/201709240845_30570.jpg

以下ソース:岐阜新聞 2017年09月24日08:45
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20170924/201709240845_30570.shtml