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2017/09/22(金) 13:00:31.84ID:CAP_USER天草市が6月から、農地の周辺にある耕作放棄地で牛を放牧している。
牛に雑草を食べてもらうことで見晴らしを良くし、警戒心の強いイノシシが近づかないようにする。
イノシシの農地への出没が減るなど効果が出ているといい、市は手応えを感じている。
市によると、イノシシが稲や果樹などを食べる被害は2016年度、
市などに届け出があった分だけでも約176トン、被害額約3000万円に上る。
これを受け、市は、牛の放牧による対策事業を実施することにした。
同市亀場町の8か所計2・9ヘクタールで、牛用の転落防止柵の設置やダニ対策の野焼きを行った上で、
地元の畜産農家が育てている牛を放牧する計画だ。
市は、事業が行われている同町の宇土春登集落に
放牧地事前整備費などとして100万円(3年分)を交付した。
6月に黒毛和牛2頭を3500平方メートルに放牧したところ、
腰の高さまであった草を食べ尽くし、イノシシが畑に出没することがほぼなくなった。
耕作放棄地の有効活用につながる上、餌やふん尿処理の費用の削減のほか、
ストレス軽減で牛の発育が良好となるなど、農家にとってもメリットがあるという。
中村五木市長は
「イノシシが減っているわけではないが、山の中に追い込むことで里山を守り、
農地を保全する効果がある」と話している。
市は今後、同事業を他地区にも広げていく予定。
写真:牛が草を食べ尽くし、見晴らしが良くなった耕作放棄地
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170921/20170921-OYTNI50057-L.jpg
以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月22日
http://www.yomiuri.co.jp/local/kumamoto/news/20170921-OYTNT50222.html