半世紀にわたり、JR大阪環状線の象徴的存在だった通勤用車両「103系」の営業運転終了日が、
形式数字にちなんで10月3日に決まった。

JR西日本が5日発表した。同社は引退を記念し、
運転台の窓から運転士が見つめる眺めを収めた動画を同日、インターネットで公開した。

動画(5分30秒)は、同社のサイトにある「大阪環状線改造プロジェクト」のページで閲覧できる。
ロックバンド「チャットモンチー」の楽曲とともに、運転士の視点で環状線を大阪駅から1周しながら、
時間や季節の移ろいを感じ取ることができる内容となっている。

同社の担当者は「懐かしさとともに、これからも続く大阪環状線の未来を感じてほしい」と話している。

JR西日本によると、大阪城や通天閣が描かれたラッピング列車の1編成が今月中に、
車体がオレンジ色の1編成は10月3日に運転を終える。
ホームでの混乱を避けるため、運転終了時間は明らかにされていない。

写真:10月3日の引退が決まった103系
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170906/20170906-OYT1I50017-L.jpg

動画:103系引退スペシャルムービー 「LOOP 大阪環状線」
https://youtu.be/cbmEme5frE0

以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月06日 09時54分
http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170906-OYT1T50034.html