2017年09月04日
 ◇北核実験 県民「恐怖感じる」

 北朝鮮による6回目の核実験が強行された3日、被爆地ヒロシマでは、最後の核実験からの日数を示す「地球平和監視時計」が再び「0」に逆戻りした。
弾道ミサイルの発射や自衛隊の地対空誘導弾「PAC3」の配備などで緊張が高まる中、平和記念公園を訪れた人や被爆者らから「許せない」という声が上がる一方で、「戦争はいやだ」と懸念を伝える人もあった。

 「館長として一番嫌な仕事。毎回最後にしたいと思い続けているのだが」。広島平和記念資料館(広島市中区)の地球平和監視時計をリセットした志賀賢治館長はそう語り、
肩を落とした。2001年8月6日の設置以来24回目。「原爆を使ったらどうなるのかヒロシマから伝え続けてきたが、まだそのメッセージが届いていない」と話した。

 県原爆被害者団体協議会(坪井直理事長)副理事長の箕牧(みまき)智之さん(75)は「怒り心頭で、けしからんとしか言いようがない」と憤った。
7月に国連で核兵器禁止条約が採択された後だけに、「核廃絶に向けてやっと一歩前進だと思っていた。水を差す行為だ」。

     ===== 後略 =====
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 http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20170903-OYTNT50115.html