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2017/09/04(月) 06:11:48.86ID:CAP_USERもちっとした食感と香ばしい香りが特徴で、今秋にも商品化する予定。
鳥取はカレールーの消費量が全国1位の〈カレー王国〉としても知られ、
関係者は「米にもこだわる県民の熱い思いを、県外にもPRしていきたい」としている。
(中村総一郎)
総務省が2014〜16年、2人以上の世帯を対象にした家計調査で、
県内1世帯あたりのカレールーの年間平均購入額は1888円(全国1474円)、
消費量は1982グラム(同1509グラム)で、いずれも全国トップ。
過去の調査でも上位をキープしており、「カレー好き県民」としてテレビ番組などに取り上げられてきた。
同試験場が開発に着手したのは7年前。
町おこし団体「鳥取カレー倶楽部」の会長だった池本百代さん(61)から
「カレーは味わいや辛さなどルーに目が向きがちで、米には関心が薄い」と指摘を受けたのがきっかけだった。
作物研究室の中村広樹研究員が交配を研究し、今春、オリジナル米「鳥系香122号」ができた。
インドやパキスタンの高級米「バスマティ370」の香りを継ぐ「プリンセスサリー」に、
コシヒカリの大粒品種「いのちの壱」を掛け合わせた長粒種。
でんぷんの成分「アミロース」の含有量が一般的なコシヒカリに比べて少なく、
もちもちした食感があり、冷めても硬くなりにくい。
ポップコーンのような香りが香辛料の風味を引き立て、他のエスニック料理にも合うという。
今春以降、県内のカレー店など18店で店主や客に試食してもらったところ、
ルーとの相性は「とても合う」「合う」が7割を超え、香りも「良い」「やや良い」が約6割を占めた。
同試験場は近く、農林水産省に品種登録の申請を行う。
今年は鳥取市の水田60アール、八頭町10アールで栽培しており、
秋の収穫後、県内の特産品販売所で新米を販売する予定。
中村研究員は
「個性的な米ができて満足。家庭で長く愛され、カレーを囲むだんらんのひとときに使ってほしい」と話している。
写真:鳥系香122号(右)と一般的なコシヒカリ
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20170903/20170903-OYTNI50010-L.jpg
以下ソース:YOMIURI ONLINE 2017年09月04日
http://www.yomiuri.co.jp/local/tottori/news/20170903-OYTNT50038.html