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全国大会に向けて、練習に励む「滋賀今津銃剣道スポーツ少年団」の選手たち(高島市今津町日置前・今津北体育館)


 日本武道館(東京都千代田区)で8月2日に開催される「全日本少年少女武道(銃剣道)錬成大会」に向け、高島市の「滋賀今津銃剣道スポーツ少年団」が練習に打ち込んでいる。厳しい暑さの続く中、選手たちは平常心を大切にしつつ、上位進出を目指す。

 同少年団は高島市今津町を拠点に活動し、全国でも知られる銃剣道の強豪。4月に奈良県で行われた西日本大会に出場し、小中学生7人が団体戦と個人戦で好成績を収め、全国大会を決めた。全国大会の出場は今回で38回連続となる。

 中学生団体(3人)の3年生チームは同じメンバーで昨年の全国大会で優勝した。高校生を相手にした練習試合では、主将を務める松本亜衣奈さん(15)をはじめ、北出滉弥君(14)と、
高島市出身で石川県白山市に住む吉見風香さん(14)が実力通り、次々と一本を決めた。2連覇を目指す松本さんは「練習した分だけ勝てるのが面白い。本番では必ず一本を決める」と力強く話す。

 平田展康監督(48)は「楽しむことと、目的意識を持つことが大切だ。今年はプレッシャーも多いが、普段通り本番にのぞんでほしい」と期待する。

 ほかに中学1年生松本奈衣瑠さん(13)、中学2年生中山鈴嵐さん(14)、小学6年生入江琉生君(12)、小学4年生中山結愛さん(9)の4人も全国大会に出場する。

【 2017年07月30日 15時30分 】

http://www.kyoto-np.co.jp/sports/article/20170730000063