2017年07月25日 18時14分
　日本人女性初の五輪金メダリスト前畑秀子さん（１９１４〜９５年）を主人公にした「ＮＨＫ朝の連続テレビ小説」の実現を目指すため、誘致活動に取り組んでいる名古屋市は和歌山県橋本市、岐阜市とともに２６日、ＮＨＫに対して要望活動を行うことになった。


　前畑さんは、橋本市出身。１５歳で名古屋市の現在の椙山女学園に移り、青春時代を名古屋で過ごし、２２歳だった１９３６年、ベルリン五輪２００メートル平泳ぎで優勝した。結婚して岐阜市に移り住んだが、名古屋市内で水泳教室を行うなど名古屋とゆかりが深い。

　市は橋本市からの呼びかけに応じて、昨年度から、両市とともに誘致活動に加わり、前畑さんの写真展を開催したり、署名活動を行ったりするなどしてきた。

　２６日は河村たかし市長と渡辺義郎議長が上田良一会長と面談して、３市で集めた署名２３万筆とともに要望書を提出する。

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