競走馬のリハビリ プールで開始
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6053010181.html
JRA
http://www.jra.go.jp/
JRA競走馬研究所
http://www.jra.go.jp/facilities/etc/lab/

けがをした競走馬を治療するいわき市にある施設で、ことしも屋外プールでの馬のリハビリが始まりました。

プールでの馬のリハビリが始まったのは、
いわき市常磐白鳥町にあるJRA=日本中央競馬会の「競走馬リハビリテーションセンター」です。
昭和50年に全国で初めて競走馬のリハビリ用のプールが設けられてから、
オグリキャップやトウカイテイオーなどの名馬も治療を受けてきました。
円形の屋外プールは外周40メートル、深さが3メートルあり、気温が上がる毎年この時期にリハビリが始まります。
26日は、骨折やじん帯を損傷するけがなどをした5頭がリハビリを行いました。
水中でのリハビリは、浮力が働くため足に負担をかけずに心肺機能を高める効果などを期待できるということです。
鼻だけで呼吸を行う馬たちは、係員に手綱を引かれると、鼻息を荒くしながらプールの中を泳いでいました。
そして、プールでのリハビリのあと、馬たちは地元の湯本温泉から引いたお湯に気持ちよさそうにつかっていました。
「競走馬リハビリテーションセンター」の小林稔所長は
「けがをした競走馬たちが早くレースに戻れるようにリハビリをしっかり行っていきたい」と話していました。

屋外プールでのリハビリは10月末まで行われるということです。