仙台港に建設中の石炭火力発電所をめぐり、住民などが、操業の中止を求めて署名活動を行った。
9日、宮城・仙台市青葉区では、住民などによる団体が、関西電力の子会社などが仙台港に建設中の石炭火力発電所「仙台パワーステーション」の試運転と操業の中止を求めて、通行人に署名を呼びかけた。
団体によると、発電所の4km圏内には学校が15校あり、排出されるPM2.5などにより、小児ぜんそくなどの健康被害のほか、蒲生干潟の環境への悪影響が懸念されるとしている。
建設問題を考える会の長谷川 公一代表は「この仙台パワーステーションは、環境アセスメントも行っていません。試運転の断念を、わたしたちは訴えていきたい」と話した。
団体では、4月末までに2万人分の署名を集め、県や仙台市に提出する方針。 (4/9 18:16) 仙台放送
http://www.fnn-news.com/localtime/sp/miyagi/detail.html?id=FNNL00048719