チャクリー王朝(チャクリーおうちょう)は、1782年(タイ仏暦2325年)、乱心をきたしたタークシン王を処刑した
ラーマ1世によって起こされたタイの現王朝。首都がバンコクにあるためバンコク王朝、あるいは、
王宮が運河とチャオプラヤー川に囲まれたラッタナーコーシン島にあることからラッタナーコーシン王朝
(ラタナコーシン王朝とも表記される)という別名がある。現在まで続く王朝で、現在のラーマ9世を含めて、
9代の歴王が名を連ねる。チャクリーとは、ラーマ1世の改名前の名前である。