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テキ屋レベルで逮捕されてるなら、もしも当たりくじ無しでアプリで大々的な集金した豚がいたら逮捕やな。当たりくじ無しで課金福引きさせるような豚はいないと思うが

大阪府警は7月下旬、大阪市内の祭りで、当たりの存在しない「くじ」を販売した露店アルバイトの男を、詐欺容疑で逮捕した

男は祭りの露店で「プレイステーション3」や「Wii U」といった人気ゲーム機を景品として、1回300円、2回500円のくじを販売していた。

ところが、1万円以上をつぎ込んでも当たらなかった客が警察に相談し、警察が露店内を捜索したところ、そもそも当たりくじが入っていなかったことが発覚した。男は容疑を認めているという。

今回のケースは、そもそも当たりくじが「ゼロ」だったようだが、たとえば当たりくじが入っているものの、ほとんど当たる見込みがないような場合はどうだろうか。

確率は低くても、当たる可能性がほんの少しでもあれば、詐欺とはならないのだろうか。伊藤諭弁護士に聞いた。

●くじが「客の期待を著しく下回る場合」には、詐欺罪にあたる可能性がある

露店アルバイトの男は今回、(1)客が誤解をしていることを分かっているのに、(2)当たりくじがないという真実を黙って、(3)客からくじの代金をだまし取ったと言えます。

他人が誤解していることを分かっているのに、真実を黙ったまま、金品を受け取れば、『詐欺罪』にあたります」

それでは、当たりの可能性はあるが、当選確率が極端に低い場合はどうなるのだろうか?

「確率が外から判断しにくい電子的なくじなどの場合は、判断が微妙になります。たとえば、1回100円で大当たりの景品が1万円前後なのに、当選確率が10万分の1しかないというケースなど、客の期待を著しく下回るといえる場合には、詐欺罪に当たる可能性があるでしょう。

また、当選本数などをはっきりと公言・明記しておきながら、これを下回る当たりしかない場合にも、詐欺罪にあたる可能性が出てきます」