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2023/03/25(土) 09:53:51.109Monica Raymunt
2023年3月22日 10:20 JST
資本要件強化なら中小銀は融資に一段と慎重になり実体経済に影響も
短期的に高ボラティリティー持続へ-独紙ハンデルスブラットに語る
ゴールドマン・サックス・グループのジョン・ウォルドロン最高執行責任者(COO)はシリコンバレー銀行(SVB)と
クレディ・スイス・グループを巡る危機について、
中小規模の銀行に対する精査を招く公算が大きく、融資の制限につながる可能性もあるとの見解を示した。
ドイツ紙ハンデルスブラットとのインタビューで語った。
ウォルドロン氏は、金融機関の流動性・資本の増強を考慮すれば金融システムは以前と比べてはるかに強靱(きょうじん)さを増したものの、
直近の銀行危機は恐らく「経済において信用供与という重要な役割」を担う中小銀行を巡るルール厳格化と資本要件強化を招くだろうと指摘した。
「一部の中小銀行は増資が必要になり、特に米国のこうした銀行は規制強化への対応を迫られるだろう。
その結果、融資に一段と慎重になり、実体経済に影響が及ぶ可能性がある。
与信環境は一段と引き締まり、それが経済成長の重しとなりかねない」と説明した。
同氏はまた、短期的に市場のボラティリティー(変動性)は高い状態が続くとの見通しを示した。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-22/RRW85AT0G1L001