Published
2023/02/16 10:15 (JST)
Updated
2023/02/16 12:15 (JST)

 埼玉県の川越市保健所は15日、刺し身を食べた男性(54)がアニサキスによる食中毒を発症したとして、同市霞ケ関北の魚介類販売業「魚政」について、冷凍品を除く生食用鮮魚介類の加工と販売を同日の1日間禁じる営業の一部停止処分にした、と発表した。
 同保健所によると、男性はこの鮮魚店で12日に購入したイワシと赤貝の刺し身を同日夜に喫食。翌13日未明に腹痛を訴えたという。
市内医療機関を受診したところ、魚介類に寄生する線虫のアニサキスが胃にいるのが見つかり、内視鏡で摘出する処置を受けた。医療機関は同日、同保健所に症例を報告。男性は入院せず快方に向かっており、一緒に刺し身を食べた男性の妻は発症しなかった。

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