和歌山 キャリーケースから切断遺体 付近に血のついた放置車
01月19日 18時10分

19日昼ごろ、和歌山市の川の中にあったキャリーケースから切断された遺体が発見され、警察は死体遺棄事件として捜査を進めています。

18日午後5時半ごろ、和歌山市北島にある堤防沿いの道路で、近くの工事関係者から「早朝から夕方までずっと車が止まっている」と警察に通報がありました。

警察が調べたところ、軽自動車のトランクから血のついた黒いキャリーケースが見つかったということです。

その後、付近を捜索したところ、川の中から別の赤いキャリーケースも見つかり、19日午前11時半ごろ、
2つのキャリーケースからは切断された遺体が発見されたということです。

警察は死体遺棄事件として捜査を進めています。

また、警察によりますと、この川の河口付近では、18日午前7時半ごろ、別の男性の遺体が浮いていたのが見つかったということです。

目立った外傷はありませんでした。
警察によりますと、放置された車はレンタカーで、車内に残された免許証の顔写真がこの遺体の男性とよく似ているということで、
警察が事件との関連を調べています。

現場は南海電鉄和歌山市駅から北西におよそ600メートル離れた紀の川の堤防付近です。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20230119/2040013627.html