人違いで女性を刺したか 蒲郡の殺人未遂容疑者
2022年11月15日 05時05分 (11月15日 19時43分更新)

 愛知県蒲郡市中央本町の路上で十二日、東京都杉並区の女性(34)が刺された事件で、
殺人未遂容疑で逮捕された自称アルバイト檜垣涼恵容疑者(42)が「現場近くにいた女性を狙ったものの、
間違えて別の女性を刺した」との趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。

 県警への取材では、事件の当日は現場近くでイベントが開かれており、檜垣容疑者は会場にいた主催者の女性に一方的な恨みを持っていた。

 檜垣容疑者は交流サイト(SNS)でイベントの開催を知り、住居のある京都市から訪問。
会場前にいたスタッフの女性を自分の恨みを持った人物と勘違いし、折り畳み式ナイフで刺したとみられる。
蒲郡署はトラブルの有無を調べている。

 署によると、檜垣容疑者は刺したことを認める一方、殺意を否認している。
被害女性と面識はなかったという。
署は十四日、殺人未遂容疑で同容疑者を送検した。
https://www.chunichi.co.jp/article/582367