東海3県初の実名公表の可能性も 赤信号を無視し時速110キロで交差点に進入…17歳男性をはねて死亡させた18歳男を“逆送”決定
愛知
2022年9月3日(土) 07:29

ことし7月、名古屋市中川区で乗用車を運転中、赤信号を無視して自転車にぶつかり、
専門学校生(17)を死亡させたとして家裁送致された男(18)について、
名古屋家裁は検察に送り返す「逆送」の決定を出しました。


ことし7月、中川区の国道1号で赤信号を無視して交差点に進入した乗用車が自転車と衝突しました。

自転車に乗っていた17歳の男子専門学校生が死亡し、乗用車を運転していた18歳の専門学校生の男が危険運転致死の疑いで家裁送致されていました。


男の少年審判が2日開かれ、名古屋家裁の黒木美帆裁判官は「時速およそ110キロで交差点に進入していて極めて危険」などとして、
男を検察に送り返す“逆送”の決定を出しました。

ことし4月に施行された改正少年法では、18歳と19歳は「特定少年」と位置付けられ、起訴後に実名報道が可能になりました。

名古屋地検が今後、男を起訴した場合、氏名を公表するか判断することになり、公表されれば東海3県では初めてのケースです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cbc/142246?display=1