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2022/08/19(金) 10:19:33.6092022/08/19 05:30
1週間の内に特殊詐欺被害を2回も防いだとして、兵庫県警宍粟署はセブン-イレブン宍粟市役所前店(宍粟市山崎町山田)のアルバイト3人に署長感謝状を贈った。
いずれも電子マネーでの支払いを求める架空請求とみられ、日頃の高い防犯意識が被害防止に役立った。
3人は八木美夕(みゆう)さん(24)、石垣映美(えみ)さん(51)、志水優さん(25)=いずれも宍粟市。
7月15日、八木さんと石垣さんは、来店した60代男性から電子マネーの購入方法を尋ねられた。
男性の携帯に届いたメールには「本日中に支払わないと裁判にかける」などとあり、聞き慣れないインターネットのサイト名が案内されていた。
2人は男性に詐欺の可能性を説明し、同社社員が宍粟署まで案内した。
同月21日、志水さんは30代女性から電子マネーの支払い方法について質問を受けた。
女性に届いたメールを確認すると、未払い金を求める短い文章があり、携帯電話会社の公式サイトをかたったサイトが案内されていたため不審に感じた。
6日前の事案を聞いていた志水さんは詐欺の可能性が高いと判断し、警察に相談するよう勧めた。
同店では警察などと連携し、詐欺被害情報を共有。
八木さんは「詐欺事件が多い中、被害を防ぐことができて良かった」と安心した様子で話す。
志水さんは「今後も意識を高く持ち、詐欺被害を防げるようにしたい」と笑顔で話した。(村上晃宏)
https://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/202208/sp/0015566200.shtml?pu=20220819