白熱!金魚すくいが競技スポーツに 200人参加、児童ら真剣勝負
2022/07/24 05:30

 金魚すくいを競技スポーツとして楽しむ「姫路城金魚すくい選手権大会」が23日、
兵庫県姫路市本町のイーグレひめじで初開催された。
市内外の約200人が参加し、ポイ(すくい網)を片手に、大人も子どもも真剣な表情で取り組んだ。(山本 晃)

 姫路商工会議所青年部が主催。「金魚すくいは『姫路ゆかたまつり』の露店の定番で、
姫路にはファンが多いはず」と企画した。
奈良県大和郡山市で開かれる全国規模の大会に準じたルールを設定し、小学生の部と一般の部の個人戦で競った。

 試合は3分間の「ポイ1本勝負」。ポイの中から和紙ののり付けがしっかりしたものを探す参加者も。
大会を盛り上げようと金魚形の帽子を身に着けた小学生は注目の的になり、1枚で20匹以上すくう巧者には歓声が沸いた。

 熱戦の末、一般の部は市内の会社員黒崎小友季(こゆき)さん(31)が、小学生の部では糸引小6年の高橋照平君(11)が優勝した。
「みんな上手だったけれど、ポイが破けても最後まで諦めなかったからかな」と高橋君。
各部の3位以上には表彰状と盾、巨大な金魚のぬいぐるみがプレゼントされた。

https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/202207/sp/0015496614.shtml?pu=20220724