スターバックス中国、期限切れ材料を使用で行政指導 全店舗で自主調査
12/26(日) 11:41
配信
36Kr Japan

「スターバックスが材料のラベルを貼り換え、期限切れの食材を使用した」
との報道が中国の世論を騒がせている。

タブロイド紙・新京報の13日付の報道によると、
無錫市の複数の店舗で期限切れの液体紅茶や抹茶が使用されていたとのこと。

また、問題の店に潜入取材を行っていた記者に対して、
店のマネージャーやスタッフが直接期限の改ざんを指示したことも報じられている。

食材の使用期限を1週間延ばすことや、ショーケースに入れた当日に売れ残ったら処分するとされているフード類が、
翌日もそのまま販売されていることがあったという。

報道は瞬く間にインターネット上のホットワードとなり、
スターバックス中国は微博(Weibo)の公式アカウントですぐに謝罪声明を出した。
事の重大性を認識し、問題の2店舗をただちに営業停止にしたと発表している。

報道当日の夜には、無錫の市場監督管理部門が営業を停止した2店舗を除く市内のスターバックス全82店舗で調査を行い、
従業員が作業帽を着用していない、調理スペースの物品の配置が乱れている、
消毒記録が不完全であるなど15カ所の問題を発見した。

同部門はスターバックス中国の華東北エリア部門に行政指導を行い、
社内で食の安全に関する全面調査を行い、改善を実施するよう求めた。

これに対してスターバックス中国は再び微博の公式アカウントを通じ、
「深くお詫びし、積極的に改善を行う」「中国の全店舗で全面的な自主調査を開始した」と述べた。

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/209652272ad8de2e08b4c878c88de1d2c11813f3