リヤド:火曜日、サウジアラビアとオマーンは2カ国間の初の陸路を開設することを発表した。

ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下の公式訪問に続いて出された共同声明には
「サウジとオマーン間の725キロメートルの道路(中略)は両国民の円滑な移動とサプライチェーンの統合に寄与する」と記された。

オマーンのスルタン・ハイサム・ビン・ターリク国王とムハンマド皇太子殿下はマスカットで会談し、
共同協力の展望とさまざま分野でその関係を発展させる手段を検討した。
2人は、政治、経済、軍事、安全保障の分野で達成されている協力と協調を称えた。

双方は、サウジアラビアが主導し、オマーンも参加しているOPECプラス諸国の取り組みを、
石油市場の安定とバランスに貢献しているとして評価した。
また、この協力関係を続けることの重要性を強調し、加盟国にOPECプラスの協定を遵守するよう呼びかけた。

サウジアラビアとオマーンはエネルギーと気候変動の分野で協力し、
中東グリーン・イニシアチブの枠組みの中で地域的・世界的に共同で取り組むことに合意した。

声明には「双方は域内貿易の流れを円滑化する設備を増やし、食料安全保障の分野における協力関係を強化することに合意した」と記された。

訪問の間に、観光、ラジオとテレビ、情報交換、視聴覚・印刷メディアの分野の覚書が交わされた。
サウジとオマーンの大手企業も、複数の合意に署名した。

以下ソース
https://www.arabnews.jp/article/saudi-arabia/article_56135/