2021年11月19日(金)

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わいせつな動画を不特定の人に販売した事件で茨城県警が押収した物品(茨城県警提供)




わいせつな行為を撮影した動画を海外サイトを通じ販売したとして、茨城県警つくば、取手両署と県警生活環境課、警視庁、愛知県警の共同捜査本部は19日までに、
わいせつ電磁的記録頒布の疑いで、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)の主任研究員でつくば市、男(40)、同県守谷市、無職、男(47)の2人を逮捕した。

逮捕容疑はそれぞれ、昨年12月から今年9月ごろまでの間、海外の動画サイト「FC2」を通じ、わいせつな動画を不特定の人に複数回販売した疑い。

同課によると、2人は自ら動画に出演し、女性とのわいせつ行為を撮影していた。主任研究員は「販売したことは間違いないが、映像を粗くしてアップロードしたので、わいせつの認識はなかった」と容疑を否認。
無職の男は「お金を稼ぐためにわいせつ動画を販売していた」と容疑を認めている。

主任研究員は2017年11月ごろから動画約250本を投稿、約1億8千万円を売り上げ、無職の男は同年7月ごろから約350本を投稿、約1億1200万円を売り上げていた。

主任研究員の逮捕について、産総研は「事実を確認中。現段階でコメントできない」としている。

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