【愛知】公園でバーベキューやめて 名古屋市職員、千種で見回り
2021年5月16日 05時00分 (5月16日 13時07分更新)

 県内に緊急事態宣言が発令され、新型コロナウイルス感染拡大の懸念のあるバーベキューの自粛が求められている。

発令後、初の週末となった十五日、名古屋市千種区の平和公園では、市の職員が園内の見回りをして、バーベキューをする客へ中止を要請した。

 市は発令に合わせ、庄内緑地公園(西区)や荒子川公園(港区)など七つの公園にあるバーベキュー施設を閉鎖。県も県営公園で禁止とし、
河川敷や海岸など約六十カ所の進入路を閉鎖した。それでもバーベキューをする人は絶えないため、市職員が園内の見回りを続けている。

 「公園内でのバーベキューの禁止(当面の間)」と書かれた紙を手に持った市職員四人は、バーベキューをしている人たちを見かけると、
「バーベキューは禁止にさせていただいている。ご協力をお願いします」と中止を要請した。多くの人は「すぐに片付けます」などと素直に応じていた。

 禁止と知らずにやっていた三十代の男性は「店で酒が飲めない上に、外でもバーベキューが楽しめないのはストレスがたまる。屋外で密にならないようにやればいいのではないか」と不満げに語った。

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https://www.chunichi.co.jp/article/254687