2019.2.3 23:30政治選挙
 任期満了に伴う愛知県知事選は3日投開票され、無所属で現職の大村秀章氏(58)=立民、国民、公明推薦=が、無所属で新人の県労働組合総連合議長、榑松(くれまつ)佐一氏(62)=共産推薦=を破り、3選を果たした。投票率は35.51%で前回を0.58ポイント上回ったものの、過去3番目に低かった。
 産業振興など2期8年の実績をアピールした大村氏は、自民党県連の推薦も得るなど与野党相乗りの支援を受け、選挙戦を終始優位に進めて圧勝した。名古屋市内で支援者らに「愛知は常に前進し、進化しなければならない。日本をしっかり支え、引っ張っていくリーダーであり続けたい」と述べた。

 榑松氏は、大型開発の見直しや暮らし優先の県政への転換などを訴えたが、有権者に浸透しなかった。

https://www.sankei.com/smp/politics/news/190203/plt1902030021-s1.html