2018年08月11日
 トモニホールディングス(HD、本社・高松市)は10日、傘下の徳島銀行(徳島市)と大正銀行(大阪市)が合併して誕生する新銀行の名称を「徳島大正銀行」とすると発表した。合併日は2020年1月1日で、合併後の本店は徳島銀の現在の本店(徳島市富田浜)とする。


 徳島銀、大正銀それぞれが地盤とする地域で親しまれてきた名称を残しながら、合併後の存続会社となる徳島銀を前に置く銀行名とした。今後、両行で重複する店舗名などを見直すほか、システムの統合を進める。

 徳島銀は中小企業との取引に強く、大正銀は不動産分野を得意とする。合併で両行のノウハウを共有し、資金需要が見込める大阪での事業展開を強化する狙いがある。

 トモニHDは両行に加え、香川銀行(高松市)も傘下に置くが、将来の香川銀の合流については「全くの白紙」としている。

2018年08月11日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

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