社会
野生下のトキ 抱卵をことし初めて確認
(新潟県)


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 環境省は22日、佐渡市の野生下でトキのペア1組による抱卵を確認したと発表した。野生下のトキの抱卵が確認されたのは、ことし初めて。

 抱卵が確認されたのは、7歳のオスと6歳のメスのペア。2羽はともに野生復帰ステーションで生まれ、放鳥された個体。
 環境省の職員が22日朝、巣の上で2羽が交代で座り込む様子を確認したことから、抱卵を開始したと判断した。
 このペアは2015年から毎年、ヒナを巣立たせている実績がある。
 佐渡自然保護官事務所の若松徹首席自然保護官は「去年77羽という巣立ちの数があったんですけど、
それ以上の数字を残してもらえるようトキには頑張ってもらいたいと思っていますし、我々はそれを見守っていきたいと考えています。」と話した。
 佐渡市の野生下では現在、このペアの他にもう一組が巣を作っていることが確認されていて、今後の抱卵が期待されている。
[ 3/22 20:13 テレビ新潟]

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