自民二階幹事長、5月訪中を検討
関係改善へ大連、成都訪問
2018/3/19 18:14
©一般社団法人共同通信社

 自民党の二階俊博幹事長が5月下旬、中国の遼寧省大連と四川省成都への訪問を検討していることが分かった。党関係者が19日、明らかにした。今年が日中平和友好条約締結40周年の節目に当たるのを踏まえ、
地方都市との交流を通じ関係改善を加速させるのが狙い。安倍晋三首相と習近平国家主席の相互往来実現に向け、環境整備を図りたい考えだ。

 訪問は25〜27日を軸に日程を検討。滞在中に中国最高指導部メンバーとの会談を模索している。

 二階氏は昨年5月と12月に北京を訪れ、習氏と会談した。今年は「中国の地方都市を回り、関係改善を側面支援する」(二階氏周辺)ことを計画している。
https://this.kiji.is/348394419307742305